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しまなみサイクリング レポート 渡辺 達也 「よし、しまなみに行く!」そう決めてから、毎日の片道18㌔の自転車通勤はトレーニングに変わった。土、日は朝早くから、2、3時間はロードバイクで自分の好きなコースを走り、予定が合えば石川道場の練習に参加した。石川道場の皆さんは熱く、気さくな方ばかり、いつも元気をいただいた。そして、どの練習も楽しく、気持ちよくできた。 私自身、生後6ヶ月で小児マヒという障害を負い、左半身マヒで、どれだけ筋トレをしても左腕、左足は右と比べ筋力は半分ほど、可動域は狭く、自分の思うように動かない。 ロードバイクはこんな体でも、楽しく行えるスポーツで私にとって特別なものだ。 出発の前夜、スタート時間が早いこともあり、早くに床についたが、ワクワクしすぎてなかなかねむれず、寝ても2、3時間ごとに目がさめた。 そして、いよいよ当日、心配していた天気も何とかもちそう。元気一杯の出発だった。 第一関門の犬挟峠も難なく通過、それ以降もそれほどの苦痛もなく走れた。しかし、しまなみ海道の美しい景色を堪能する程の余裕は無く、「うわー、きれいだ感動!」というわけにはいかなかった。 1日目の感想は思ったよりは楽だった。ただ、走行中、お尻と腰が非常に痛かった。サポートの方、合わせて12名の皆さんに励まされ、いろいろアドバイスを受け、そして、おだてられ、いつも以上の力が出せた気がした。 そして、1日目のしめの宴会、最高に楽しかった。本当にいい仲間たちに囲まれ石川道場のメンバーになれて幸せだと思った。焼き鳥もうまかった。 帰りの2日目は、予想以上の地獄だった。湯原まてダラダラとした長い上り坂が続き、ついていくのがやっとだった。それでも、ちぎれて一人になると、なおさらきつくなるので、是が非でもともがいていた場面が多くあった。一人の練習ではなかなかあそこまで追い込めない。 それに、体中のあちこちが痛かった。特にやばかったのが、足の親指だった。熱いほどの痛みをもっていた。やはり、長時間乗るには安物のシューズではダメだなと実感した。ただ、途中でリタイヤする気は全くなかった。レースに出場したことのない私は、石川道場の皆さんと、しまなみを走ることが順位のないレースであり、晴れ舞台だった。そして、 練習はしまなみを走る為のものだった。それに、途中でやめてしまうのが障害に甘えているようでイヤだった。今まで障害に甘え、色々なことをあきらめてきた気がする。自分を変えたかった。こんな前向きな考えができるようになったのは、石川道場の皆さんと出会い色々学ばせてもらったからだと思う。犬挟峠からゴールまでの間、感動のあまり泣きそ うになった。イヤみんなに気づかれないよう泣いた。 皆さんのおかげで自分の力以上のものが出すことができ完走できました。とても有難かったです。特にサポートして頂いた南場さん、和田さんには頭が下がる思いです。私の忘れ物までキチンと回収してくださいました。ホント助かりました、ありがとうございました。 しまなみサイクリングで完走することで色々な意味で自信がついた。うまく、言葉では言い表せないが、走行時にロードバイクとの一体感が増したというか、以前より落ち着いてどっしりと乗れるようになったというか・・・。ポジションも長距離を走り痛みがあちこち出てきて、ダメなところが解かり変更してかなり楽になった。それに当然のことながら長距離にたいしてかなり自信がついた。精神面でも少しは強くなったのでないかと思う。 今では、石川道場の皆さんに刺激をうけ、トライアスロンの出場を視野に入れている。 ただ、ランでは悪いほうの足にかなりダメージを与えてしまう為、どうにか策を考えないといけないが、とりあえず来年も開催されるであろう湯梨浜トライアスロンに間に合わせたいし、ゆくゆくは皆生トライアスロンに出場したい。トライアスロンのおかげで普段の生活や仕事でも充実した日々を送っている。 石川道場の仲間とトライアスロン、私の一生の宝です。 初日 朝6時倉吉市小鴨を出発!
犬挟峠を淡々と昇る
峠の頂上!
まだまだ元気一杯です。
快調に進んでます
小休止、これから山岳に入ります。
まもなく頂上!
きれいな隊列ですね~
宴会開始!
どんどん料理が出てきます。
2日目 ホテル前で記念撮影
復路スタートです。
こんな橋を渡るんです。きれいでしょ!
向島から尾道へはフェリーで!
昼食は木陰で・・・ビールが飲みて~
当然帰りも登りがあります。皆さんまとまって走ってます。
これがパワーの源、魚肉ソーセージ「おれにも食わせ~」
無事帰って来ました! END
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