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日本から三時間、飛行機を降りるとモワッ~とした久しぶりの感覚・・・ あっと言う間にサイパン到着。今回主人と私は、皆生大会の交流イベントとしてサイパンタガマントライアスロン大会に招待して頂いた。そしてもう一人・・・息子の北斗をつれて。大阪を夜10時に発ち、日付の変わる2:45に到着。真夜中だというのに多くの人たちで、空港は大賑わい。特に韓国からの観光客、選手が目立った。 14年ぶりの海外レース・・・出発前に焦って練習する私に理事の野嶋さんから”千絵ちゃん交流なんだけん・・・“と優しい?お言葉をかけられるも・・この練習不足。さすがに不安がつのる。 ホテルに着いたが、眠気のピークはすでに越えており、息子のいびきをバックミュージュックに自転車を組み立てAM5:30夢の中へと入っていった。 翌朝まだ眠い目をこすりつつ、バスにてバイクコースの下見に・・・起伏もあり狭い道の行き違いもあり、またまた不安に。終了後実際に三人でコースに出て10キロほど走ってみた。もう少し走りたかったが、息子の大ブーイングを受け、あきらめた。約20分の試走だったが、こげた?かのように、日焼けをしてしまった。 米子は寒い!!と嘆いていた自分を反省。暑すぎもこまる。 受付を済ませ、やっと一息・・と思いつつ “あそぼ~~よ~~” とガマンの限界の息子。明日のレースの準備もしなくちゃいけないし、お腹もすいた。夕方には説明会、パーティーもあるしとこちらはレースモードなのに、一人バカンス気分の北斗。ここPICのホテルは一日中施設内で遊べる充実のホテル。こんな素晴らしい環境をガマンできるはずもなく・・・結局息子の意見が優先された。
(観光もバッチリ!!)
説明会やパーティーでは色々な方々との交流を楽しみ明日のレースをイメージしつつベットに入った。 朝3時起床。日本から持ってきたご飯を温め梅干をおかずに朝食。現役時代は、その国その国の食事を楽しんで、お米を何日も食べずとも平気な私が・・・今回はどうしてもお米を食べたくて・・わざわざ持参。 歳なのか・・日本のお米のすばらしさに勝てないだけか? 今回のレース、子どもと大人は会場が10キロも離れており、朝北斗を(今回何から何までお世話になった現地のPDIの田島さん・現地で前日知り合った愛知から参加の森田兄弟のお母さん)お願いしバタバタの中スタート会場に向かった。 まだ薄暗い中のスタート。これから始まる長い一日にワクワクしながら泳ぎ始めた。今回遠浅のためドルフィニング禁止(イルカジャンプ)というローカルルール。隣の連続イルカジャンプを横目に何とか2キロ泳ぎきった。海からバイクまでかなり長い。上陸したての平行感覚のズレを感じつつ60キロのバイクをスタートした。今年になり外でのバイクは2回・・ローラー台での練習もそこそこ?!とにかくイーブンペースを守りバイクをこぐ 途中男子の選手とすれ違うも工君は発見できず・・ 長い長い60キロと思っていたが、何とか無事にランへと移った。今回のレースは思いのほか落ち着いて・・・と勝手に思っていたが、トランジィットの降車ラインの前に立ちはだかる大柄の黒人男性に突っ込んでいってしまった。昨日の説明会で、“バイクは係りが受け取りますのでー。”と説明された事を思い出す。いつも【落ち着いて!落ち着いて!】と子供達に指導しているのに・・・痛いのと恥ずかしいとので、ランコースの方角までわからなくなった。(ご父兄のみなさん子供達が間違えても暖かく見守ってください★)ようやく走り出すと、お世話になっている田島さんの声”北斗君1位でしたよ~“ 北斗と三つ子ちゃんも駆けてきて、元気100倍ランスタート。 イーブン・イーブン呪文のように唱えながら風と暑さと戦いながらゴールを目指す。男子選手が何人か通過したとき女子のトップの選手がみえた。2人、3人・・・6人と過ぎて行った所で、工君登場。と同時に私の賞金の夢がきえた。
ゴールではたくさんの知らない人たちがまるで家族のように暖かく迎えてくれ感激いっぱいテープを切った。15年前の初ロングの皆生のゴールと重なる感覚だった。 その後息子達が4人で手を取り合ってゴールしたことを聞いた。(詳しくは工君のブログをご覧下さい。) トライアスロンのゴールは不思議。誰もが一番輝いてゴールできる瞬間を味わう。ショートで戦っていた頃の私は、負けたくない!負けられないといつも思っていた。こんな風に感じることが出来たのも、長い間の子育てや競技以外のたくさんの出来事から大切なこと、大切なものが私の心の中で、ゆっくり変化していったように思う。 またこうやって子供達の指導にかかわり、トライアスロンが出来る喜び、新しい沢山の発見が出来る喜びを、改めて幸せに思う。 今できること、今ある自分を越えていつまでも成長できるよう努力していきたい。 翌日は早朝から観光・遊び・バーベキューを満喫し最高のひと時を過ごすことができました。 今回お世話になった皆様。本当にありがとうございました。そして新しい出会いを感謝し大切にしていきます
小原 千絵
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